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がんばろう ふくしま! ~福島県男女共生センター
┌――┐ 『女と男の未来館』メールマガジン vol.109 2013.5.29発行
|\/│ 発行主体 福島県男女共生センター「女と男の未来館」
└――┘ http://www.f-miraikan.or.jp
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皆さまこんにちは。
福島県男女共生センター「女と男の未来館」メルマガ109号をお届けします。
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■■■ メニュー ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■◇◇◇■■
●―ハナミズキ通信―●
○ 『近世の女性の旅―図書室蔵書から』
●―図書室だより―●
○ 図書室企画展示のお知らせ
○ 今月の新着オススメ本
○ 当センターの図書がお近くの図書館から借りられます!
●―講座・募集・相談情報―●
○ 海外視察研修の派遣者(女性)を募集します!
○ 女子"防災"力UPセミナー 今年も開催!
○ 「お父さん」支援の研修を行います!
○ 「女性のための"眠りの質"向上セミナー」を開催します!
○ 未来館トークサロン開催!6月27日(木)福島、7月3日(水)郡山
○ 平成25年度男女共生を進めるための県民企画応援事業~グループ活動
応援コース~
○ 未来館ネットワークフォーラム(旧未来館フェスティバル)は平成25年
9月7日(土)・8日(日)に開催予定です!
○ 避難所内「女性専用スペース」パネル展示用資料を提供いたします
○ ~女性による女性のためのカウンセリング~
○ 女性のための電話相談・ふくしま
○ 「内職」の求人・依頼を募集しています!
○ 福祉用具の展示・紹介・相談を行っています!
○ 原子力災害避難者の方への宿泊料半額助成
○ カフェでホッと一息しませんか?
○ 県民介護講座のごあんない
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ハナミズキ通信
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『近世の女性の旅―図書室蔵書から』
大河ドラマで取り上げられたり、観光キャンペーンでPRされたりと、現在
新島八重や会津、そして幕末などに多くの人が関心を寄せています。
しかし、それほど有名ではない人々の日常生活はどのようなものだったの
かということはあまり知られてはいません。身分制が存在した江戸時代―近
世はまた、女性に関しても、いろいろな制約があったのではないでしょうか。
そのような時代ではありましたが、江戸時代初期や幕末を除いては、大き
な戦乱もなかったことから、女性の旅の事例も多く、旅日記のような記録も
残されています。
『近世の女旅日記事典』(柴桂子著 東京堂出版 2005年 図書室蔵書
1201/シ)には、近世の女性の旅日記が、内容別に分類されて掲載されていま
す。
「辞任帰郷」の項では、出羽国松山藩(山形県飽海郡)の家老屋代最房の
母、野川(弦木きく井)の例があります。夫と死別後、陸奥国(福島県)白
河藩主松平定信に召し出されました。定信に信頼され27年間を松平家の奥老
女として仕え、55歳の文化11年(1814)に、任を辞して江戸より松山へ帰郷
します。千住、杉戸、小山と奥州道中を下ります。さらに白河、郡山を通
り、二本松では八幡宮の祭りの賑わいに遭遇します。福島を過ぎ、桑折から
七ヶ宿街道の山間の道になりますが、「桑折を過て小坂にかゝる いとゞけ
はし......恐しさ限なし......下る坂はまろび落ちぬべきと......」(「旅路の
露」)と記しています。
また「戊辰戦争中の逃避行」の項では、丹羽久子の「道の記」を取り上げ
ています。二本松藩主丹羽長国の妻久子は、夜10時ごろ、床についていたと
ころ、火急用件との知らせに起こされ、3人の幼い娘たちとともに、真夜中の
道を米沢目指して進みます。水原(福島市)で、姑や義妹と面会し、同行し
ます。その日は庭坂の清水寺に宿しますが、南の空に煙がたちのぼるのが見
えます。二本松城の陥落でした。久子33歳の3ヵ月あまりの逃避行の記録です。
多くの女性が旅をしていたとはいえ、関所での取調べは厳しく、女手形の
記載事項と違っていないか調べられ、女改めでは老女に髪の中を調べられた
り、戦々恐々として受けた体験も記されています。
この他、夫と死別後出家し、俳諧の修行の旅に出た女性や、息子夫婦や
孫、従者らと大勢で温泉へ保養の旅に出た女性など多数の事例が掲載されて
いますが、どれも、見聞きした事、そして自分の感想を生き生きと表現して
いて、たいへん面白い読み物となっています。
古文書を直に読みこなすのは難しいですが、わかりやすく書いてある歴史
関係の出版物もたくさん出ているので、チャレンジしてみてはいかがでしょ
うか?
(図書室)
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図書室だより
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● 図書室企画展示のお知らせ
6月の特集展示コーナーは、「わたしらしく、あなたらしく。」がテーマ
です。
毎年6月23日から29日は男女共同参画週間です。
家庭・学校・職場・地域など身の回りから、わたしたちがぞれぞれの"ら
しさ"=個性を活かすことのできる社会について考えてみませんか?
子どもから大人まで楽しめる絵本も多数ございます!
特集された図書は貸出もできますので、是非ご利用ください。
◎特集図書のリストは、こちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/pub/attach/TE/926/att1.pdf
---------------------------------------------------------------------
● 今月の新着オススメ本
図書館職員が、最新の新着図書からオススメする選りすぐりの3冊です。
是非、一度手に取ってみてください!
☆『遠足型消費の時代 なぜ妻はコストコに行きたがるのか?』
【分類 2106/ナ/】中沢明子・古市憲寿 朝日新聞出版 2011年
☆『新幹線お掃除の天使たち 「世界一の現場力」はどう生まれたか?』
【分類 2205/エ/】遠藤功 あさ出版 2012年
☆『男女1100人の「キズナ系親孝行、始めました。」
平成親子の"つながり"術』
【分類 4201/タ/ 】牛窪恵 河出書房新社 2012年
◎オススメ本の詳しい紹介は、こちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/pub/topics/svTopiDtl.aspx?servno=576
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● 当センターの図書がお近くの図書館から借りられます!
当センター所蔵のジェンダー、男女共同参画関連等の図書は、お近くの
図書館を通して貸出しています。(一部の公民館図書室からも貸出できま
す。)
詳しくは、お近くの図書館、公民館図書室またはセンターまでお問い合
わせください。
-----------------------------------------------------------------------
|【図書についての問い合わせ先】
| 企画調査課 TEL:0243-23-8303 FAX:0243-23-8314
| 図 書 室 TEL:0243-23-8308
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講座・募集・相談情報
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● 海外視察研修の派遣者(女性)を募集します!
福島県男女共生センターでは、国際的視野を持ち、地域において積極的
に活動できるとともに、東日本大震災及び原発事故による被災・復興の状
況について発信できる女性リーダーの育成を図るため、海外における女性
問題や社会システム等に関する視察研修((一社)国際女性教育振興会が
企画・募集する「男女共同参画学習アドバイザー海外視察研修」)の派遣
推薦者を募集し、研修費用の一部を助成します。
・募集期間:5月11日(土)~6月29日(土)
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/pub/topics/svTopiDtl.aspx?servno=1615
-----------------------------------------------------------------------
● 女子"防災"力UPセミナー 今年も開催!
昨年、好評だった女子"防災"力UPセミナーを、今年は8月~10月に開催
します。
男性からのご参加も歓迎です。
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/pub/topics/svTopiDtl.aspx?servno=1386
-----------------------------------------------------------------------
● 「お父さん」支援の研修を行います!
6月19日(水)宮城県、岩手県と、被災地での父子家庭と父親支援に取り
組んできた日本ユニセフ協会のプロジェクトが、福島県の父親支援のため
の研修会を行います。
・会場:福島県男女共生センター
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/stdy/stdy/stdydtl.aspx?cd=206
-----------------------------------------------------------------------
● 「女性のための"眠りの質"向上セミナー」を開催します!
ストレスや生活習慣によって、眠りの浅い女性が増えています。そこ
で、毎日の睡眠を、より質のよいものにして、寝ている間に健康と美容を
手に入れるためのセミナーを開催いたします。
・日時:6月29日(土)13:30~15:30
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/pub/topics/svTopiDtl.aspx?servno=1637
-----------------------------------------------------------------------
● 未来館トークサロン開催!6月27日(木)福島、7月3日(水)郡山
被災してから2年以上がたちました。昨年(郡山H24/10/30、福島11/1)
話し合った成果をもとに、今後の被災者支援活動や復興に向けた活動につ
いて、当センター千葉悦子館長と話し合いませんか?もちろん今回からの
ご参加も大歓迎です!
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/stdy/stdy/stdydtl.aspx?cd=207
-----------------------------------------------------------------------
● 平成25年度男女共生を進めるための県民企画応援事業~グループ活動
応援コース~
当センターでは、県民の皆さんが自主的に企画・実施する講座やワーク
ショップ等を募集し、企画・広報などについて協力し、支援いたします。
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/pub/topics/svTopiDtl.aspx?servno=1279
-----------------------------------------------------------------------
● 未来館ネットワークフォーラム(旧未来館フェスティバル)は平成25年
9月7日(土)・8日(日)に開催予定です!
最新情報は、ホームページで随時更新いたします。どうぞお楽しみに。
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/pub/topics/svTopiDtl.aspx?servno=1311
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● 避難所内「女性専用スペース」パネル展示用資料を提供いたします
東日本大震災及び原発事故により設置されたビッグパレットふくしま避
難所内「女性専用スペース」の取組内容や写真を展示用資料としてまとめ
ました。
全国の男女共同参画センターや、防災・復興に関わる団体の方でイベント
やセミナー開催時に展示いただける方はぜひご連絡ください。
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/pub/topics/svTopiDtl.aspx?servno=1202
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● ~女性による女性のためのカウンセリング~
傷ついた経験などがあって自分らしく生きられないといった女性のため
に、女性の臨床心理士による無料カウンセリング(要予約)を行っていま
す。秘密は厳守いたします。
・6月の相談日時:① 7日(金)10:00~11:00
②21日(金)13:30~14:30
・連絡先:相談室
・電話:0243-23-8320
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/pub/topics/svTopiDtl.aspx?servno=1030
-----------------------------------------------------------------------
● 女性のための電話相談・ふくしま
震災後、長引く避難生活や低線量被ばくの影響による不安やストレスを
抱え込んでいませんか。女性の相談員がご相談をお受けします。相談は無
料で、秘密は厳守いたします。
・フリーダイヤル:0120-207-440
・相談時間:月~金 10:00~17:00
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.h-nihonh.jp/
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● 「内職」の求人・依頼を募集しています!
当センターでは、二本松・郡山・会津・いわきの各相談コーナーで、
女性の就業に関する相談や内職に関するあっせん・相談を行っています。
内職の仕事をお探しの方、内職する方を募集したい事業所等、求人情報を
お持ちの方は、ぜひご連絡ください。
・連絡先:女性就業援助相談
・電 話:0243-23-8307(二本松相談コーナー直通)
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/pub/topics/svTopiDtl.aspx?servno=47
-----------------------------------------------------------------------
● 福祉用具の展示・紹介・相談を行っています!
当センター1階福祉機器展示室では、約750点の福祉用具を展示しており
実際に体験することもできます。団体やグループでの見学も受け付けてい
ますので、お気軽にご利用ください。
・連絡先:福祉機器展示室
・電 話:0243-23-8316
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/fukusi_kiki_soudansitu/index.html
-----------------------------------------------------------------------
● 原子力災害避難者の方への宿泊料半額助成
当センターでは、原子力災害により避難されている方を支援するため、
当センターの宿泊室を通常料金の半額で提供しております。
格安でご利用いただけますので、家族や友人等との交流にご利用ください。
・宿泊可能日
原則として火曜日から土曜日(年末年始は宿泊できません)
・対象となる宿泊目的
地域コミュニティの維持や家族・親族・友人等との交流を目的とした宿
泊が対象となりますので、業務や観光目的の宿泊は対象となりません。
・宿泊料金
シングル利用:1人当たり1泊2,100円
ツイン以上利用:1人当たり1泊1,900円
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/pub/attach/TE/1481/att1.pdf
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● カフェでホッと一息しませんか?
美味しいお茶と気軽なおしゃべりが楽しめるカフェを、センターのボラ
ンティアが毎月第1土曜日に開催しています。
エコバッグ作りなどの小物作りも楽しめて、どなたでも自由にお入りいた
だけます。是非お立ち寄りください!
・日 時 6月8日(土) 13:00~15:00
・会 場 福島県男女共生センター2階 多目的研修室
・お茶代 お一人100円をご負担いただきます。
・問い合わせ先 企画調査課 TEL:0243-23-8303
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●○県民介護講座のごあんない○●(6月~7月開催) ※受講料無料
県民のみなさんを対象に、介護についての基本的な技術と基礎的な知識
を学んでいただく初歩的な講座です。「介護」に関心のある方であれば、
どなたでもお気軽に参加いただけます。
★初級介護講座 6月1日(土)10:00~15:30
「介護って何だろう?」「介護が必要になったらどうしたらいいの?」
そんな疑問に介護のプロがお答えする最初の一歩に最適な講座です。
内容:「介護の心構え、安心で安全な介助の方法、介護サービスの活用
法」など
★介護実技基本講座~コツをつかもう!らくらく介護講座~13:00~16:00
~介護の心構えを理解し、テーマごとに介護方法について、実技を交え
て学びます~
6月 8日(土)は、「安全な移動介助とその方法」です。
車いすや杖の正しい使い方など、様々な用具を活用
し、よりラクに移動させる方法を学びます。
6月22日(土)は、「食事の介助とその工夫」です。
身近なものや福祉用具を活用した食事介助について
学びます。
7月 6日(土)は、「高齢者の栄養と食事」(簡単な調理)です。
簡単な調理実習を通して、高齢者に食べやすい献
立、食材、調理などについて学びます。
★介護ワンポイント講座 13:00~15:00
~介護や高齢者福祉に関するテーマを毎回設定して、講義を中心に学び
ます~
6月15日(土)は、「認知症を正しく知ろう」です。
認知症は誰にでも起こりうる脳の病気です。認知症
の種類やその症状、また本人への接し方について学
びます。
6月29日(土)は、「医療と介護」です。
現在の医療制度や介護保険制度の仕組みを理解し、
様々な病気と退院後の介護方法を関連付けながら
学びます。
7月20日(土)は、「福祉用具と住宅改修」です。
介護が必要になっても、在宅で暮らし続けるため
の環境づくり、また便利な福祉用具などについて、
実際に見て触れながら学びます。
※会場はすべて福島県男女共生センターです。
【申込先・問い合わせ】
福島県男女共生センター内
福島県社会福祉協議会 介護実習・普及センター
電話:0243-23-8306 FAX:0243-23-8314
メールアドレス:kaigo@fukushimakenshakyo.or.jp
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◎ メールマガジン購読の変更・解除はこちらから。
http://www.f-miraikan.or.jp/pub/mmag/mmagMenu.aspx
◎ 送られてきたメールマガジンが文字化けしている場合は、件名にその旨
表記していただき、文字化けしている部分をメールに貼り付けて、当セン
ターまでお知らせいただければ幸いです。
◎ このメールマガジンに関するご意見、お問い合せはこちら。
E-mail:mirai@f-miraikan.or.jp
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編集・発行 福島県男女共生センター「女と男の未来館」
福島県二本松市郭内一丁目196-1
電話0243-23-8301 Fax0243-23-8314
URL http://www.f-miraikan.or.jp
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Copyright(c)2004Fukushima Gender Equality Centre
がんばろう ふくしま! ~福島県男女共生センター
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○ 『近世の女性の旅―図書室蔵書から』
●―図書室だより―●
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○ 女子"防災"力UPセミナー 今年も開催!
○ 「お父さん」支援の研修を行います!
○ 「女性のための"眠りの質"向上セミナー」を開催します!
○ 未来館トークサロン開催!6月27日(木)福島、7月3日(水)郡山
○ 平成25年度男女共生を進めるための県民企画応援事業~グループ活動
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9月7日(土)・8日(日)に開催予定です!
○ 避難所内「女性専用スペース」パネル展示用資料を提供いたします
○ ~女性による女性のためのカウンセリング~
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ハナミズキ通信
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『近世の女性の旅―図書室蔵書から』
大河ドラマで取り上げられたり、観光キャンペーンでPRされたりと、現在
新島八重や会津、そして幕末などに多くの人が関心を寄せています。
しかし、それほど有名ではない人々の日常生活はどのようなものだったの
かということはあまり知られてはいません。身分制が存在した江戸時代―近
世はまた、女性に関しても、いろいろな制約があったのではないでしょうか。
そのような時代ではありましたが、江戸時代初期や幕末を除いては、大き
な戦乱もなかったことから、女性の旅の事例も多く、旅日記のような記録も
残されています。
『近世の女旅日記事典』(柴桂子著 東京堂出版 2005年 図書室蔵書
1201/シ)には、近世の女性の旅日記が、内容別に分類されて掲載されていま
す。
「辞任帰郷」の項では、出羽国松山藩(山形県飽海郡)の家老屋代最房の
母、野川(弦木きく井)の例があります。夫と死別後、陸奥国(福島県)白
河藩主松平定信に召し出されました。定信に信頼され27年間を松平家の奥老
女として仕え、55歳の文化11年(1814)に、任を辞して江戸より松山へ帰郷
します。千住、杉戸、小山と奥州道中を下ります。さらに白河、郡山を通
り、二本松では八幡宮の祭りの賑わいに遭遇します。福島を過ぎ、桑折から
七ヶ宿街道の山間の道になりますが、「桑折を過て小坂にかゝる いとゞけ
はし......恐しさ限なし......下る坂はまろび落ちぬべきと......」(「旅路の
露」)と記しています。
また「戊辰戦争中の逃避行」の項では、丹羽久子の「道の記」を取り上げ
ています。二本松藩主丹羽長国の妻久子は、夜10時ごろ、床についていたと
ころ、火急用件との知らせに起こされ、3人の幼い娘たちとともに、真夜中の
道を米沢目指して進みます。水原(福島市)で、姑や義妹と面会し、同行し
ます。その日は庭坂の清水寺に宿しますが、南の空に煙がたちのぼるのが見
えます。二本松城の陥落でした。久子33歳の3ヵ月あまりの逃避行の記録です。
多くの女性が旅をしていたとはいえ、関所での取調べは厳しく、女手形の
記載事項と違っていないか調べられ、女改めでは老女に髪の中を調べられた
り、戦々恐々として受けた体験も記されています。
この他、夫と死別後出家し、俳諧の修行の旅に出た女性や、息子夫婦や
孫、従者らと大勢で温泉へ保養の旅に出た女性など多数の事例が掲載されて
いますが、どれも、見聞きした事、そして自分の感想を生き生きと表現して
いて、たいへん面白い読み物となっています。
古文書を直に読みこなすのは難しいですが、わかりやすく書いてある歴史
関係の出版物もたくさん出ているので、チャレンジしてみてはいかがでしょ
うか?
(図書室)
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図書室だより
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● 図書室企画展示のお知らせ
6月の特集展示コーナーは、「わたしらしく、あなたらしく。」がテーマ
です。
毎年6月23日から29日は男女共同参画週間です。
家庭・学校・職場・地域など身の回りから、わたしたちがぞれぞれの"ら
しさ"=個性を活かすことのできる社会について考えてみませんか?
子どもから大人まで楽しめる絵本も多数ございます!
特集された図書は貸出もできますので、是非ご利用ください。
◎特集図書のリストは、こちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/pub/attach/TE/926/att1.pdf
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● 今月の新着オススメ本
図書館職員が、最新の新着図書からオススメする選りすぐりの3冊です。
是非、一度手に取ってみてください!
☆『遠足型消費の時代 なぜ妻はコストコに行きたがるのか?』
【分類 2106/ナ/】中沢明子・古市憲寿 朝日新聞出版 2011年
☆『新幹線お掃除の天使たち 「世界一の現場力」はどう生まれたか?』
【分類 2205/エ/】遠藤功 あさ出版 2012年
☆『男女1100人の「キズナ系親孝行、始めました。」
平成親子の"つながり"術』
【分類 4201/タ/ 】牛窪恵 河出書房新社 2012年
◎オススメ本の詳しい紹介は、こちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/pub/topics/svTopiDtl.aspx?servno=576
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● 当センターの図書がお近くの図書館から借りられます!
当センター所蔵のジェンダー、男女共同参画関連等の図書は、お近くの
図書館を通して貸出しています。(一部の公民館図書室からも貸出できま
す。)
詳しくは、お近くの図書館、公民館図書室またはセンターまでお問い合
わせください。
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|【図書についての問い合わせ先】
| 企画調査課 TEL:0243-23-8303 FAX:0243-23-8314
| 図 書 室 TEL:0243-23-8308
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講座・募集・相談情報
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● 海外視察研修の派遣者(女性)を募集します!
福島県男女共生センターでは、国際的視野を持ち、地域において積極的
に活動できるとともに、東日本大震災及び原発事故による被災・復興の状
況について発信できる女性リーダーの育成を図るため、海外における女性
問題や社会システム等に関する視察研修((一社)国際女性教育振興会が
企画・募集する「男女共同参画学習アドバイザー海外視察研修」)の派遣
推薦者を募集し、研修費用の一部を助成します。
・募集期間:5月11日(土)~6月29日(土)
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/pub/topics/svTopiDtl.aspx?servno=1615
-----------------------------------------------------------------------
● 女子"防災"力UPセミナー 今年も開催!
昨年、好評だった女子"防災"力UPセミナーを、今年は8月~10月に開催
します。
男性からのご参加も歓迎です。
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/pub/topics/svTopiDtl.aspx?servno=1386
-----------------------------------------------------------------------
● 「お父さん」支援の研修を行います!
6月19日(水)宮城県、岩手県と、被災地での父子家庭と父親支援に取り
組んできた日本ユニセフ協会のプロジェクトが、福島県の父親支援のため
の研修会を行います。
・会場:福島県男女共生センター
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/stdy/stdy/stdydtl.aspx?cd=206
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● 「女性のための"眠りの質"向上セミナー」を開催します!
ストレスや生活習慣によって、眠りの浅い女性が増えています。そこ
で、毎日の睡眠を、より質のよいものにして、寝ている間に健康と美容を
手に入れるためのセミナーを開催いたします。
・日時:6月29日(土)13:30~15:30
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/pub/topics/svTopiDtl.aspx?servno=1637
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● 未来館トークサロン開催!6月27日(木)福島、7月3日(水)郡山
被災してから2年以上がたちました。昨年(郡山H24/10/30、福島11/1)
話し合った成果をもとに、今後の被災者支援活動や復興に向けた活動につ
いて、当センター千葉悦子館長と話し合いませんか?もちろん今回からの
ご参加も大歓迎です!
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/stdy/stdy/stdydtl.aspx?cd=207
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● 平成25年度男女共生を進めるための県民企画応援事業~グループ活動
応援コース~
当センターでは、県民の皆さんが自主的に企画・実施する講座やワーク
ショップ等を募集し、企画・広報などについて協力し、支援いたします。
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/pub/topics/svTopiDtl.aspx?servno=1279
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● 未来館ネットワークフォーラム(旧未来館フェスティバル)は平成25年
9月7日(土)・8日(日)に開催予定です!
最新情報は、ホームページで随時更新いたします。どうぞお楽しみに。
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/pub/topics/svTopiDtl.aspx?servno=1311
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● 避難所内「女性専用スペース」パネル展示用資料を提供いたします
東日本大震災及び原発事故により設置されたビッグパレットふくしま避
難所内「女性専用スペース」の取組内容や写真を展示用資料としてまとめ
ました。
全国の男女共同参画センターや、防災・復興に関わる団体の方でイベント
やセミナー開催時に展示いただける方はぜひご連絡ください。
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/pub/topics/svTopiDtl.aspx?servno=1202
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● ~女性による女性のためのカウンセリング~
傷ついた経験などがあって自分らしく生きられないといった女性のため
に、女性の臨床心理士による無料カウンセリング(要予約)を行っていま
す。秘密は厳守いたします。
・6月の相談日時:① 7日(金)10:00~11:00
②21日(金)13:30~14:30
・連絡先:相談室
・電話:0243-23-8320
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/pub/topics/svTopiDtl.aspx?servno=1030
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● 女性のための電話相談・ふくしま
震災後、長引く避難生活や低線量被ばくの影響による不安やストレスを
抱え込んでいませんか。女性の相談員がご相談をお受けします。相談は無
料で、秘密は厳守いたします。
・フリーダイヤル:0120-207-440
・相談時間:月~金 10:00~17:00
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.h-nihonh.jp/
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● 「内職」の求人・依頼を募集しています!
当センターでは、二本松・郡山・会津・いわきの各相談コーナーで、
女性の就業に関する相談や内職に関するあっせん・相談を行っています。
内職の仕事をお探しの方、内職する方を募集したい事業所等、求人情報を
お持ちの方は、ぜひご連絡ください。
・連絡先:女性就業援助相談
・電 話:0243-23-8307(二本松相談コーナー直通)
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/pub/topics/svTopiDtl.aspx?servno=47
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● 福祉用具の展示・紹介・相談を行っています!
当センター1階福祉機器展示室では、約750点の福祉用具を展示しており
実際に体験することもできます。団体やグループでの見学も受け付けてい
ますので、お気軽にご利用ください。
・連絡先:福祉機器展示室
・電 話:0243-23-8316
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/fukusi_kiki_soudansitu/index.html
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● 原子力災害避難者の方への宿泊料半額助成
当センターでは、原子力災害により避難されている方を支援するため、
当センターの宿泊室を通常料金の半額で提供しております。
格安でご利用いただけますので、家族や友人等との交流にご利用ください。
・宿泊可能日
原則として火曜日から土曜日(年末年始は宿泊できません)
・対象となる宿泊目的
地域コミュニティの維持や家族・親族・友人等との交流を目的とした宿
泊が対象となりますので、業務や観光目的の宿泊は対象となりません。
・宿泊料金
シングル利用:1人当たり1泊2,100円
ツイン以上利用:1人当たり1泊1,900円
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/pub/attach/TE/1481/att1.pdf
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● カフェでホッと一息しませんか?
美味しいお茶と気軽なおしゃべりが楽しめるカフェを、センターのボラ
ンティアが毎月第1土曜日に開催しています。
エコバッグ作りなどの小物作りも楽しめて、どなたでも自由にお入りいた
だけます。是非お立ち寄りください!
・日 時 6月8日(土) 13:00~15:00
・会 場 福島県男女共生センター2階 多目的研修室
・お茶代 お一人100円をご負担いただきます。
・問い合わせ先 企画調査課 TEL:0243-23-8303
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●○県民介護講座のごあんない○●(6月~7月開催) ※受講料無料
県民のみなさんを対象に、介護についての基本的な技術と基礎的な知識
を学んでいただく初歩的な講座です。「介護」に関心のある方であれば、
どなたでもお気軽に参加いただけます。
★初級介護講座 6月1日(土)10:00~15:30
「介護って何だろう?」「介護が必要になったらどうしたらいいの?」
そんな疑問に介護のプロがお答えする最初の一歩に最適な講座です。
内容:「介護の心構え、安心で安全な介助の方法、介護サービスの活用
法」など
★介護実技基本講座~コツをつかもう!らくらく介護講座~13:00~16:00
~介護の心構えを理解し、テーマごとに介護方法について、実技を交え
て学びます~
6月 8日(土)は、「安全な移動介助とその方法」です。
車いすや杖の正しい使い方など、様々な用具を活用
し、よりラクに移動させる方法を学びます。
6月22日(土)は、「食事の介助とその工夫」です。
身近なものや福祉用具を活用した食事介助について
学びます。
7月 6日(土)は、「高齢者の栄養と食事」(簡単な調理)です。
簡単な調理実習を通して、高齢者に食べやすい献
立、食材、調理などについて学びます。
★介護ワンポイント講座 13:00~15:00
~介護や高齢者福祉に関するテーマを毎回設定して、講義を中心に学び
ます~
6月15日(土)は、「認知症を正しく知ろう」です。
認知症は誰にでも起こりうる脳の病気です。認知症
の種類やその症状、また本人への接し方について学
びます。
6月29日(土)は、「医療と介護」です。
現在の医療制度や介護保険制度の仕組みを理解し、
様々な病気と退院後の介護方法を関連付けながら
学びます。
7月20日(土)は、「福祉用具と住宅改修」です。
介護が必要になっても、在宅で暮らし続けるため
の環境づくり、また便利な福祉用具などについて、
実際に見て触れながら学びます。
※会場はすべて福島県男女共生センターです。
【申込先・問い合わせ】
福島県男女共生センター内
福島県社会福祉協議会 介護実習・普及センター
電話:0243-23-8306 FAX:0243-23-8314
メールアドレス:kaigo@fukushimakenshakyo.or.jp
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電話0243-23-8301 Fax0243-23-8314
URL http://www.f-miraikan.or.jp
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