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がんばろう ふくしま! ~福島県男女共生センター
┌――┐ 『女と男の未来館』メールマガジン vol.119 2014.3.28発行
|\/│ 発行主体 福島県男女共生センター「女と男の未来館」
└――┘ http://www.f-miraikan.or.jp
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皆さまこんにちは。
福島県男女共生センター「女と男の未来館」メルマガ119号をお届けします。
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■■■ メニュー ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■◇◇◇■■
●―ハナミズキ通信―●
○ 『震災後 3年』
●―図書室だより―●
○ 図書室企画展示のお知らせ
○ 今月の新着オススメ本
○ 当センターの図書がお近くの図書館から借りられます!
●―講座・募集・相談情報―●
○ 「女性リーダーコース」海外視察研修の帰国報告書ができました
○ ~女性による女性のためのカウンセリング~
○ 女性のための電話相談・ふくしま
○ 「内職」の求人・依頼を募集しています!
○ 福祉用具の展示・紹介・相談を行っています!
○ 原子力災害避難者の方への宿泊料助成
○ 県民介護講座のごあんない
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ハナミズキ通信
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『震災後 3年』
東日本大震災から3年が経過した。この時期、新聞、TVでの特集も多い。
当然、取りあげられるべきテーマだし、被災者が抱える悩みや様々な問題に
スポットをあてて、視聴者に紹介するマスコミの役割には大きいものがある
と改めて知らされる。しかし、被災県の人間として何かしらむなしい気分に
陥るのはなぜだろう。
津波で身内や親しい人々を失った悲しみは癒えることなく、長期化する避
難生活のストレス・疲労などから「震災関連死」は3000人超となった。原発
災害により県内外で避難生活を余儀なくされている福島県民は、漸減してい
るものの未だ13万5千人を数える。
除染の進捗、道路・上下水等インフラ整備、医療機関や学校、商店等の再
開といった生活環境の整備・復旧状況などから、今後戻ろうとする人、もう
戻らないと決めた人、そして両者の間には、帰郷の判断がつけられないでい
る人々も多い。当面の生活拠点となる住居や仕事=生活再建の見通しが立た
ず、不安な日々の中で、苛立ちや焦りから諦めの念に変わりつつある人もい
ると聞く。
避難生活の広域化・長期化は、個々人の抱える課題を鮮明にしつつも、展
望が拓けないまま固定化し、被災者の希望や前向きな行動力を削いでいるよ
うに思われてならない。
どんな甚大な災害、事件・事故でも、時間の経過とともに忘れられ、風化
は避けられない。被災地としては、復興の遅れとともに震災の風化を懸念す
る。
福島大学の開沼博氏は、こうした「忘れられている」「復興が遅れている」
状況を嘆くより、「今、何が必要なのか」と問うことが大事だという。
一つには「3.11を忘れない」と宣言したうえで、それだけでは解決しない
問題を問い続けることが必要だという。3.11以前から抱える課題だってある。
さらに二つ目として、「忘れない」以前に、そもそも「無関心な人々」を
巻き込む具体的な戦略が必要だという。「政治」は有効な戦略(例:復興事
業)だが、その他にも「市場」=企業の社会貢献活動を核とした事業(ビジ
ネス)を提示する。多様、かつ有効な手法で「復興」に止まらない継続的な
取組が必要なのだろう。
被災者の生活再建の選択肢は様々であって然るべきである。とりわけ不条
理ともいうべき自然災害と異なり、原発事故という人為的災害によって故郷
を追われた人々には、せめて今後の生活復権の途を選ぶ権利が保証され、
新たに始める生活に支障なきよう親身で息の長い支援が必要である。
TV番組などでは、「3.11を忘れてはならない・・」とともに「私たちに
何ができるか考えよう・・」で締めくくられることが多い。考えるだけでは
なく、具体的な目標、展望があれば、人はそこへ向かって歩き出すことがで
きる。被災者にとってはむろんのこと、支援する人々にとっても、「先が見
える」ことが大事である。そこから日々取り組むべき仕事や活動が生まれ、
心持ちも前向きになるのだ。震災後、もう3年であり、まだ3年であるが、い
よいよ正念場の3年でもある。
(副館長 中野伸介)
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図書室だより
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● 図書室企画展示のお知らせ
4月の特集展示コーナーは、「ビジネスマナー特集」がテーマです。
この春に社会人になる方、先輩として後輩を迎え入れる方、新しい仕事を
始める方などなど...大人のマナーや常識に自信はありますか?知っている
「つもり」ではないですか?今回の特集では、基本的な電話対応・挨拶を
知る本や、セクハラ・パワハラ防止に関する本もご紹介します。
◎特集図書のリストは、こちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/bookroom-blog/pdf/tokusyu.pdf
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● 今月の新着オススメ本
図書室職員が、最新の新着図書からオススメする選りすぐりの3冊です。
是非、一度手に取ってみてください!
☆『綾瀬はるか「戦争」を聞く』【分類 2108/ア】
TBSテレビ『NEWS23』取材班編 岩波書店 2013年
☆『産後クライシス』【分類 3205/ウ】
内田明香・坪井健人 ポプラ社 2013年
☆『マタニティ・グレイ』【分類 6102/イ】
石田衣良 角川書店 2013年
◎オススメ本の詳しい紹介は、こちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/bookroom-blog/pdf/sintyaku.pdf
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● 当センターの図書がお近くの図書館から借りられます!
当センター所蔵のジェンダー、男女共同参画関連等の図書は、お近くの
図書館を通して貸出しています。(一部の公民館図書室からも貸出できま
す。)
詳しくは、お近くの図書館、公民館図書室またはセンターまでお問い合
わせください。
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|【図書についての問い合わせ先】
| 企画調査課 TEL:0243-23-8303 FAX:0243-23-8314
| 図 書 室 TEL:0243-23-8308
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講座・募集・相談情報
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● 「女性リーダーコース」海外視察研修の帰国報告書ができました。
平成25年度の研修に参加した3名の帰国報告書が完成しました。研修の成
果をぜひご覧ください!
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/topics/2014/01/post-8.html
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● ~女性による女性のためのカウンセリング~
傷ついた経験などがあって自分らしく生きられないといった女性のため
に、女性の臨床心理士による無料カウンセリング(要予約)を行っていま
す。秘密は厳守いたします。
・4月の相談日時:4日(金)10:00~11:00/18日(金)13:30~14:30
・連絡先:相談室
・電話:0243-23-8320
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/topics/2014/01/post-28.html
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● 女性のための電話相談・ふくしま
震災後、長引く避難生活や放射線の影響による不安やストレスを抱え込
んでいませんか。女性の相談員がご相談をお受けします。相談は無料で、
秘密は厳守いたします。
・フリーダイヤル:0120-207-440
・相談時間:月~金 10:00~17:00
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.h-nihonh.jp/
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● 「内職」の求人・依頼を募集しています!
当センターでは、二本松・郡山・会津・いわきの各相談コーナーで、
女性の就業に関する相談や内職に関するあっせん・相談を行っています。
内職の仕事をお探しの方、内職する方を募集したい事業所等、求人情報
をお持ちの方は、ぜひご連絡ください。
・連絡先:女性就業援助相談
・電 話:0243-23-8307(二本松相談コーナー直通)
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/topics/2014/01/post-18.html
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● 福祉用具の展示・紹介・相談を行っています!
当センター1階福祉機器展示室では、約750点の福祉用具を展示しており
実際に体験することもできます。団体やグループでの見学も受け付けてい
ますので、お気軽にご利用ください。
・連絡先:福祉機器展示室
・電 話:0243-23-8316
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/care/exhibition.html
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● 原子力災害避難者の方への宿泊料助成
当センターでは、原子力災害により避難されている方を支援するため、
当センターの宿泊室を通常料金より低い金額で提供しております。
格安でご利用いただけますので、家族や友人等との交流にご利用ください。
・原則として火曜日から土曜日(年末年始は宿泊できません)
・対象となる宿泊目的
地域コミュニティの維持や家族・親族・友人等との交流を目的とした宿
泊が対象となりますので、業務や観光目的の宿泊は対象となりません。
・宿泊料金
シングル利用:1人当たり1泊3、000円
ツイン以上利用:1人当たり1泊2,600円
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/topics/2014/01/post-6.html
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●○県民介護講座のごあんない○● ※受講料無料
県民のみなさんを対象に、介護についての基本的な技術と基礎的な知識
を学んでいただく初歩的な講座を開催します。
「介護」に関心のある方であれば、どなたでもお気軽に参加いただけます!
★初級介護講座
「介護って何だろう?」「介護が必要になったらどうしたらいいの?」
そんな疑問に介護のプロがお答えする最初の一歩に最適な講座です。
内容:「介護の心構え、安心で安全な介助の方法、介護サービスの活用
法」など
★介護実技基本講座~コツをつかもう!らくらく介護講座~ 13:00~16:00
実際に施設で介護を行っている介護のプロから『介護技術のこつ』を学ぶ
講座です。
移動や食事、排泄など具体的な場面ごとに学べる贅沢な3時間です。
★介護ワンポイント講座~知って得する!トクトク介護講座~ 13:00~15:00
認知症や介護保険の制度など、気になるけどわからない・・・そんなテー
マについてそれぞれのテーマに沿った講師が詳しく分かりやすくお話しし
ます。
※会場はすべて福島県男女共生センターです。
県民介護講座は、5月から順次開始予定!!
詳しく知りたい方は、下記連絡先にご連絡ください。
【申込先・問い合わせ】
福島県男女共生センター内
福島県社会福祉協議会 介護実習・普及センター(二本松事務所)
電話:0243-23-8306 FAX:0243-23-8314
メールアドレス:kaigo@fukushimakenshakyo.or.jp
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編集・発行 福島県男女共生センター「女と男の未来館」
福島県二本松市郭内一丁目196-1
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