男女共同参画社会の実現に向け、県内各地に館長が出向いて、地域の課題等をテーマとした少人数での意見交換や討論を行う「未来館トークサロン」を会津若松市と相馬市において実施しました。

(1)未来館トークサロンin会津若松
 日 時: 7月24日(木) 14:00 ~ 16:00
 会 場: 会津若松市生涯学習総合センター「會津稽古堂」
 参加者: 20名
 主 催: 福島県男女共生センター  共 催: 会津若松市
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 ★内 容
   テーマを「地域における女性の活躍促進」とし、企業(会津若松市
 男女共同参画推進企業)や女性団体、まちづくりNPO等の方が、それ
 ぞれの活動や取組を紹介しながら、地域で女性活躍を促進するため
 にはどうしたらよいかについて話し合いました。
  会津若松市の方だけではなく、喜多方市や会津坂下町の方にも
 ご参加いただき、活発な意見交換をしました。

 ★参加者の感想
  ・「今まで接点のなかった他企業、各団体の女性が抱えている問題
   や、活動内容等を聞く大変よい機会でした。視界が広まりました。」 
  ・「場違いかな...」と思いながらも参加させて頂き、機会をいただき
   ありがとうございました。       
  ・「各方面で活躍されている方のお話は説得力があります。今一度、
   自分の出来ることを考えてみます。」

(2)未来館トークサロンin相馬
 日 時: 10月9日(木) 13:30 ~ 15:30
 会 場: 相馬市民会館 多目的ホール
 参加者: 19名
 主 催: 福島県男女共生センター  共 催: 相馬市教育委員会
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  ★内 容
   テーマを「震災後の女性団体等の活動」として、震災後大変だった
 ことや活動再開の悩み、地域の男女共同参画社会の実現に向けた活
 動など、「ラウンドテーブル」(※)方式のグループワークを行いました。
   相馬市、南相馬市、新地町の男女共同参画担当部署に協力をいた
 だき、各地域で活躍している女性団体やボランティア活動をされている
 方に参加していただきました。
   震災直後の混乱期の大変さや、避難して会員が離ればなれになった
 中での活動継続の困難などをグループ、全体で共有し、多くの気づきが
 あったと思います。 
 ※ラウンドテーブル
   報告者と聞き手によって少人数でグループを組み、丁寧に時間を
 かけて、実践を報告し、話し合い、聴き合う研修方法。
 ★参加者の感想
  ・「震災時、女性ボランティア団体が大変効率的に活躍できた背景に
   は、従前から、後継者の育成等がうまく行われていることが大切で
   あるということがわかった。」
  ・「震災後「自分にできることはないか」「役に立てることはないか」と
   思って行動したことにすばらしさを感じた。自分のことで精一杯で
   あるのにそこまで考えられたことにすごさを感じました。組織や
   団体があったからこそここまでやってこれたと思えたことにも同感
   しました。」
  ・「男女共同参画の活動するためには女性自身が自覚し、男性に
   対等について行けるように勉強していくべきだと思いました。」

※問合せ先
  福島県男女共生センター 事業課
  住所 〒964-0904 福島県二本松市郭内一丁目196-1
  TEL  0243-23-8304
  FAX  0243-23-8314
  MAIL mirai@f-miraikan.or.jp