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がんばろう ふくしま! ~福島県男女共生センター
┌――┐ 『女と男の未来館』メールマガジン vol.140 2016.1.5発行
|\/│ 発行主体 福島県男女共生センター「女と男の未来館」
└――┘ http://www.f-miraikan.or.jp
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明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
福島県男女共生センター「女と男の未来館」メルマガ140号をお届けします。
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■■■ メニュー ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■◇◇◇■■
●―ハナミズキ通信―●
○ 『雑感―女性の活躍推進をめぐって思うこと』
●―図書室だより―●
○ 図書室企画展示のお知らせ
○ 今月の新着オススメ本
○ 当センターの図書がお近くの図書館から借りられます!
●―講座・募集・相談情報等―●
○ 県民の皆さんの「男女共同参画企画」を応援します!
○ ~女性による女性のためのカウンセリング~
○ 女性のための電話相談・ふくしま
○ 男性相談員による相談
○ 法律相談
○ 「内職」の求人・依頼を募集しています!
○ 福祉用具の展示・紹介・相談を行っています!
○ 県民介護講座のごあんない
○ 原子力災害避難者の方への宿泊料助成
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ハナミズキ通信
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『雑感―女性の活躍推進をめぐって思うこと』
ジェンダー・ギャップ指数(GGGI)は「世界経済フォーラム」が男
女平等が社会を発展させるとの発想から、1経済、2教育、3健康、4政
治の4分野の男女平等度を数値化したものです。2015年度調査対象145
カ国のうち日本は101番目でした。前年の104位から順位を3つ上げた
とはいえ、先進国の中ではあまりにも低い水準で目を覆うばかりで
す。
こうした状況も踏まえてか、安倍政権になって成長戦略の柱に「女
性活躍」を据え、昨年の8月には女性活躍推進法を法制化しました。こ
の法律によって、企業に女性活躍状況の分析・課題、行動計画の策定
等が義務付けられました。
これで女性登用が一気に進むことを期待したいところですが、10月
に第三次安倍内閣が発足し、重点課題として新たに打ち出された「一
億総活躍社会」の実現、さらに12月に提示された第四次男女共同参画
基本計画案では、以前には2020年までに指導的地位にある女性の比率
はあらゆる分野で30%を目標とするとしていたものを国家公務員は7%、
市町村課長級では20%、民間企業課長級では15%と下方修正し、トーン
ダウンしているように見えるのは私だけでしょうか。
私の知人に香港で働く40代の女性がいます。香港で働いている理由
は、経済のグローバル化に伴う転勤というのでも、香港の大学に留学
しそのまま就職したとか、パートナーの海外勤務がきっかけというわ
けでもありません。彼女は大学を卒業して、十数年東京でキャリアウ
ーマンとして働いていたのですが、ある事情から仕事を辞めることに
なり、実家のある福島に戻り再就職先を探したのですが、パート等の
非正規の仕事はあるものの、これまでの職歴を活かせるフルタイムの
仕事はなかなか見つかりません。悩んだ挙句、日本で仕事を見つける
ことを断念し、日本人女性が多く働く香港での就活を決意することに
なります。香港での生活は今年で7年目、何回か転職し、現在は日系の
人材紹介業で活躍しています。勇気ある挑戦をする女性たちの存在は
頼もしいことですが、彼女たちを活かそうとしない男女平等後進国日
本がそのような行動を選び取る女性たちを生み出しているという事実
があることを是非知って欲しいと思います。それに、こうした勇気の
ある行動をとることができるのは、全体から見ればごく少数の人々で
す。
12月に入って厚生労働省は「相対的貧困率」の分析結果を発表して
います。「相対的貧困率」とは可処分所得の中央値の半分を下回る世
帯がどれくらいの割合かを示すものですが「国民生活基礎調査」(厚
生労働省)結果から、16.1%という数値をはじき出しています。
この数値は調査を始めた1985年以来、最も高い数値だそうです。世帯
主の年齢別では30歳未満と65歳以上、世帯類型では単身世帯及びひと
り親世帯でとくに高いことを指摘しています。ひとり親世帯のなんと
2人に1人が貧困世帯です。低福祉、非正規雇用の拡大の矛盾が若者、
高齢者、そして母子世帯などのひとり親世帯に集中的に現れています。
先述の香港で働く女性と現れ方は違いますが問題の根っこは同じで
す。
最も光りのあたらないところ、矛盾が集中しているところにスポッ
トをあてることで全体の底上げをはかる、そんな政治を期待してやみ
ません。
「女性活躍推進」は始まったばかりです。絵に描いた餅にすることの
ないようみんなで後押ししましょう。
(E.C)
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図書室だより
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● 図書室企画展示のお知らせ
1・2月の特集展示コーナーは、「家族問題~解決のヒント~」が
テーマです。
家族に関する本がベストセラーになっています。「理想的な家族」
や「あるべき家族」というものが現実に存在するのでしょうか。
むしろ何らかの問題を抱えた家族の方が多数ではないでしょうか。
母親・父親、娘・息子、祖父母、嫁姑などの家族の役割が負担となっ
ていませんか?今回は家族の問題を解決するヒントとなる本を特集し
ました。ぜひご利用ください!
◎特集図書のリストは、こちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/bookroom-blog/pdf/tokusyu.pdf
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● 今月の新着オススメ本
図書室職員が、最新の新着図書からオススメする選りすぐりの3冊です。
是非、一度手に取ってみてください!
☆『貧困の中の子ども 希望って何ですか』【分類 3210/シ】
(下野新聞子どもの希望取材班 ポプラ社 2015年)
☆『OVER60 Street Snap いくつになっても憧れの女性』
【分類 6107/マ】(MASA・MARI 主婦の友社 2014年)
☆『「イスラム国」よ』【分類 8106/カ】
(鎌田實 河出書房新社 2015年)
◎オススメ本の詳しい紹介は、こちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/bookroom-blog/pdf/sintyaku.pdf
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● 当センターの図書がお近くの図書館から借りられます!
当センター所蔵のジェンダー、男女共同参画関連等の図書は、お近くの
図書館を通して貸出しています。(一部の公民館図書室からも貸出できま
す。)
詳しくは、お近くの図書館、公民館図書室またはセンターまでお問い合
わせください。
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|【図書についての問い合わせ先】
| 企画調査課 TEL:0243-23-8303 FAX:0243-23-8314
| 図 書 室 TEL:0243-23-8308
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講座・募集・相談情報等
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● 県民の皆さんの「男女共同参画企画」を応援します!
~男女共生を進めるための県民企画応援事業~
県民の皆さんが自主的に企画・実施する講座やワークショップ等を当セン
ターが募集し、「企画」「広報」などで支援いたします。
NPO等団体で、男女共同参画に関連する企画を検討中の方はぜひお問合せ
ください。
・電話 0243-23-8304
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/topics/2015/04/post-91.html
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● ~女性による女性のためのカウンセリング~
傷ついた経験などがあって自分らしく生きられないといった女性のために、
女性の臨床心理士による無料カウンセリング(面接/要予約)を行っていま
す。秘密は厳守いたします。
・1月の相談日時:8日(金)10:00~11:00/22日(金)13:30~14:30
・連絡先:相談室
・電話:0243-23-8320
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/topics/2014/01/post-28.html
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● 女性のための電話相談・ふくしま
震災後、長引く避難生活や放射線の影響による不安やストレスを抱え込
んでいませんか。女性の相談員がご相談をお受けします。相談は無料で、
秘密は厳守いたします。
・フリーダイヤル:0120-207-440
・相談時間:月~金 10:00~17:00
いわき会場では、女性のための面接相談を実施しています(要予約)。
・1月の相談日時:9日(土)10:00~16:00/27日(水)10:00~16:00
・主催:内閣府
・共催:福島県
※詳しくはこちらをクリック↓ (福島県のサイトです。)
http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/16005c/danjo-nayami.html
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● 男性相談員による相談
相談の内容によっては、男性に対応してほしいという場合や、同性(異性)
の方が話しやすいという方にも、利用しやすい相談窓口を設置しました。
お気軽にご相談ください(電話のみ)。
・1月の相談日時:5日(火)/19日(火)/26日(火)17:00~20:00
・連絡先:相談室
・電話:0243-23-8320
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/consultation/
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● 法律相談
DV、離婚など夫婦、男女間に関わる問題、親権、相続、金銭問題など
法律に関わる困った問題が起きたとき、一人でどうしたらよいかわからない
とき、ぜひご相談ください。弁護士が相談をお受けします。
・1月の相談日時(面接/要予約):6日(水)/20日(水)
いずれも13:30~15:30
・連絡先:相談室
・電話:0243-23-8320
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/consultation/
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● 「内職」の求人・依頼を募集しています!
当センターでは、二本松・郡山・会津・いわきの各相談コーナーで、
女性の就業に関する相談や内職に関するあっせん・相談を行っています。
内職の仕事をお探しの方、内職する方を募集したい事業所等、求人情報
をお持ちの方は、ぜひご連絡ください。
・連絡先:女性就業援助相談
県北・相双担当:電話 0243-23-8307
県中・県南担当:電話 024-927-4030
会津担当:電話 0242-29-5588
いわき担当:電話 0246-22-6400
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/topics/2014/01/post-18.html
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● 福祉用具の展示・紹介・相談を行っています!
当センター1階福祉機器展示室では、約750点の福祉用具を展示しており
実際に体験することもできます。団体やグループでの見学も受け付けてい
ますので、お気軽にご利用ください。
また、福祉用具の活用、住宅改修について、福祉の専門家を派遣する相談
事業も行っています!(無料)
・連絡先:福祉機器展示室
・電 話:0243-23-8316
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/care/exhibition.html
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●○県民介護講座のごあんない○●(1月~2月開催) ※受講料無料
県民のみなさんを対象に、介護についての基本的な技術と基礎的な知識を
学んでいただく初歩的な講座です。
「介護」に関心のある方であれば、どなたでもお気軽に参加いただけます。
★介護実技基本講座~コツをつかもう!らくらく介護講座~13:00~16:00
~介護の心構えを理解し、テーマごとに介護方法について、実技を交えて
学びます~
1月16日(土)は、「高齢者の栄養と食事」(簡単な調理)です。
簡単な調理実習を通して、高齢者に食べやすい献立、
食材、調理などについて学びます。
1月30日(土)は、「排泄の介助とその方法」です。
トイレでの排泄介助はもちろん、オムツの正しい選
び方、使い方について学びます。
2月 6日(土)は、「清潔を保つ方法」です。
着替えの介助や口腔ケアなど、身体の清潔を保つ
方法について学びます。
2月27日(土)は、「緊急時や災害時における対応」です。
思わぬ事故に遭遇した際に慌てず対応する方法や、
災害時における介護について学びます。
★介護ワンポイント講座~知って得する!トクトク介護講座~13:00~15:00
~介護や高齢者福祉に関するテーマを毎回設定して、講義を中心に学び
ます~
1月23日(土)は、「福祉用具と住宅改修」です。※16時まで
介護が必要になっても、在宅で暮らし続けるための
環境づくり、また便利な福祉用具などについて、実際
に見て触れながら学びます。
2月13日(土)は、「介護する側される側の心理」です。
高齢者のこころのしくみやその変化を知り、介護者
である家族が無理なく介護を続けるコツを学びます。
2月20日(土)は、「元気に体を動かそう(介護予防)」です。
高齢者も介護者も、いつまでも元気に過ごすための
コツと、普段からできる体操などの取り組みを紹介
します。
※講座の全日程については以下のアドレスを(福島県社会福祉協議会
ホームページ)ご参照ください。↓
http://www.fukushimakenshakyo.or.jp/1000/1301.html
【県民介護講座についての問い合わせ先】
福島県男女共生センター内
福島県社会福祉協議会 介護実習・普及センター
TEL:0243-23-8306 FAX:0243-23-8314
メールアドレス:kaigo@fukushimakenshakyo.or.jp
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● 原子力災害避難者の方への宿泊料助成
当センターでは、原子力災害により避難されている方を支援するため、
当センターの宿泊室を通常料金より低い金額で提供しております。
格安でご利用いただけますので、家族や友人等との交流にご利用ください。
・原則として火曜日から土曜日(年末年始は宿泊できません)
・対象となる宿泊目的
地域コミュニティの維持や家族・親族・友人等との交流を目的とした宿
泊が対象となりますので、業務や観光目的の宿泊は対象となりません。
・宿泊料金
シングル利用:1人当たり1泊3,000円
ツイン以上利用:1人当たり1泊2,600円
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/topics/2014/01/post-6.html
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ターまでお知らせいただければ幸いです。
◎ このメールマガジンに関するご意見、お問い合せはこちら。
E-mail:mirai@f-miraikan.or.jp
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福島県二本松市郭内一丁目196-1
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