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がんばろう ふくしま! ~福島県男女共生センター
┌――┐ 『女と男の未来館』メールマガジン vol.142 2016.3.1発行
|\/│ 発行主体 福島県男女共生センター「女と男の未来館」
└――┘         http://www.f-miraikan.or.jp
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 皆様こんにちは。
福島県男女共生センター「女と男の未来館」メルマガ142号をお届けします。

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■■■ メニュー ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■◇◇◇■■
●―ハナミズキ通信―●
○ 『戦後71年』

●―図書室だより―● 
○ 図書室企画展示のお知らせ
○ 今月の新着オススメ本
○ 当センターの図書がお近くの図書館から借りられます!

●―講座・募集・相談情報等―● 
○ 「女性のための"プチ"起業セミナー」参加者募集
○ 「ふくしまWLBフォーラム」を開催します
○ 「笑顔の保育園づくり」の講演会 参加者募集!
○ ~女性による女性のためのカウンセリング~
○ 女性のための電話相談・ふくしま
○ 男性相談員による相談
○ 法律相談
○ 「内職」の求人・依頼を募集しています!
○ 福祉用具の展示・紹介・相談を行っています!
○ 原子力災害避難者の方への宿泊料助成
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 ハナミズキ通信
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『戦後71年』

 昨年は、戦後70年の節目に当たり、また、安保法制が国会で審議される
などマスコミや市民活動等でも大きく取り上げられ、改めて平和について
考える機会となった。当センターでも、昨年9月に開催した未来館フェス
ティバルにおいて、県民参加企画の一つとして、福島県立福島女子高等学
校(現橘高等学校)昭和21年卒「藍の会」の皆さんによる「語り継ぐ『戦
争体験』」が行われ、学徒動員の体験が語られた。残念ながら参加して直
接聞くことはできなかったが、そこにはどんな思いが込められていたのだ
ろうか。
 私は、前の職場で昭和が終わる年度から遡って6年間、戦傷病者戦没者
遺族等の援護業務に携わったことがある。現在でも、その業務は規模が大
部小さくなっているが、脈々と続けられている。当時、国の担当者からは、
「戦後処理は100年かかる」と言われたことが記憶に強く残っている。先
の大戦では、同胞だけでも310万余人が、戦禍により国内外で亡くなって
いる。しかし、戦後70年経って国民の約80%が戦後生まれとなり、悲惨な
戦争をいろいろな形で体験された方々が急速に少なくなっている。体験を
つないでいくということは、平和をつないでいくことであり、そのことが
危うくなってきている。
 私の身近な例では、父は16歳で志願し旧海軍飛行予科練習生となって軍
務に就き、母は15歳で女子挺身隊員として川崎市の軍需工場に徴用され、
空襲で焼け出された。また、父の兄は支那事変中に中国で戦死している。
これらの体験談を幼い頃から両親に聞かされてきた。また、仕事としての
援護業務を通して、数多くの戦争体験を聴くことなどにより、戦争の悲惨
さや戦後の苦難の歩みを僅かであるが知ることができた。
 戦争は、人権侵害の最たるものである。しかし、昨今の状況は、この戦
争の残酷さ悲惨さがややもすると忘れられているような気がしてならない。
さらには、この戦争さえ知らない国民も増えてきているとも言われている。
天皇皇后両陛下は、今年1月のフィリピン訪問を始め、「日本人が決し
て忘れてはならないこと」として戦争の記憶を心に刻まれ、これまで戦没
者等慰霊の旅を国内外で続けておられる。私は、援護業務に就いていた当
時、8月15日に武道館で行われる全国戦没者追悼式に、御遺族の引率で毎
年参列した。最後に参列した昭和63年の追悼式では、病身を押して昭和天
皇が「全国戦没者之霊」標柱の前で黙祷されるお姿が印象に残っている。
追悼式前日には、千鳥ヶ淵戦没者墓苑や靖国神社にも参拝し、御遺族とと
もに戦没者を追悼し平和を祈った。平成の時代になってからは毎年、正午
にはテレビの前ではあるが、同じ気持ちで祈っている。
 戦争は、戦後生まれの私にとっては間接的な体験ではあるが、何らかの
形で語り継いでいきたい。いかなければならないと思っている。戦後71年
の数字がリセットされることなく、さらに数を重ねていくことを願いつつ。


                           (二本松っ子)
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図書室だより
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● 図書室企画展示のお知らせ
  3月の特集展示コーナーは、「オンナたちの元気が出る言葉!!~本を読
 んで、ちょっと前向き~」がテーマです。
 もうすぐ新しい季節の始まり。新しい環境にワクワクする方もいれば、不安
 でドキドキしている方もいるのでは。そんな時は人生の先輩に背中を押して
 もらいましょう!女性たちの名言集や、お悩み相談の本をご紹介します。
 ◎特集図書のリストは、こちらをクリック↓
  http://www.f-miraikan.or.jp/bookroom-blog/pdf/tokusyu.pdf
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● 今月の新着オススメ本
  図書室職員が、最新の新着図書からオススメする選りすぐりの3冊です。
  是非、一度手に取ってみてください!
  ☆『女装して、一年間暮らしてみました。』【分類1102/ザ】
    (クリスチャン・ザイデル サンマーク出版 2015年)
  ☆『日本国憲法 大阪おばちゃん語訳』【分類 2104/タ】
    (谷口真由美 文藝春秋 2014年)
  ☆『子どもはみんな問題児。』【分類 3206/ナ】
    (中川李枝子 新潮社 2015年)
  ◎オススメ本の詳しい紹介は、こちらをクリック↓
   http://www.f-miraikan.or.jp/bookroom-blog/pdf/sintyaku.pdf
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● 当センターの図書がお近くの図書館から借りられます!
  当センター所蔵のジェンダー、男女共同参画関連等の図書は、お近くの
 図書館を通して貸出しています。(一部の公民館図書室からも貸出できま
 す。)
 詳しくは、お近くの図書館、公民館図書室またはセンターまでお問い合
 わせください。
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|【図書についての問い合わせ先】
|  企画調査課 TEL:0243-23-8303 FAX:0243-23-8314
|  図 書 室 TEL:0243-23-8308
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 講座・募集・相談情報等
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● 「女性のための"プチ"起業セミナー」参加者募集
  趣味やアイディアを生かした起業に興味のある女性の参加をお待ちして
 います。参加無料です! 
 ・日時:3月4日(金)13:00~15:00
 ・会場:福島県男女共生センター
 ※詳しくはこちらをクリック↓
  http://www.f-miraikan.or.jp/topics/2016/01/post-154.html
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● 「ふくしまWLBフォーラム」を開催します
  男女がともに働きやすい環境をつくるために、マタニティハラスメント
 の問題から見える職場環境や生活の現状を知り、自分らしい働き方ができ
 るよう、職場の風土づくりや仕事と生活の調和の取れた生き方について考
 えてみませんか?
 ・テーマ:「マタハラ問題から考える。企業もワタシもアップする
        ワーク・ライフ・バランスな働き方」
 ・講師:NPO法人マタニティハラスメント対策ネットワークメンバー
     島村 奈美さん
 ・日時:3月8日(火)13:30~15:10 
 ・場所:福島県男女共生センター 第3研修室
  ※詳しくはこちらをクリック↓
   http://www.f-miraikan.or.jp/topics/2016/03/wlb.html
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● 「笑顔の保育園づくり」の講演会 参加者募集!
  (主催:NPO法人OYAKODOふくしま)
 ・日時:3月12日(土)10:00~12:00
 ・会場:「A・O・Z(アオウゼ)」小会議室1※MAXふくしま4階
     (福島市曽根田町1番18号) 
 ・参加費:無料
 ・問合せ先:電話 090-5188-1969(担当:横田さん)
 ※詳しくはこちらをクリック↓
  http://www.f-miraikan.or.jp/topics/2016/02/post-156.html
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● ~女性による女性のためのカウンセリング~
  傷ついた経験などがあって自分らしく生きられないといった女性のために、
 女性の臨床心理士による無料カウンセリング(面接/要予約)を行っていま
 す。秘密は厳守いたします。
 ・3月の相談日時:4日(金)10:00~11:00/18日(金)13:30~14:30
 ・連絡先:相談室
 ・電話:0243-23-8320
 ※詳しくはこちらをクリック↓
  http://www.f-miraikan.or.jp/topics/2014/01/post-28.html
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● 女性のための電話相談・ふくしま
  震災後、長引く避難生活や放射線の影響による不安やストレスを抱え込
 んでいませんか。女性の相談員がご相談をお受けします。相談は無料で、
 秘密は厳守いたします。
 ・フリーダイヤル:0120-207-440
 ・相談時間:月~金 10:00~17:00
 いわき会場では、女性のための面接相談を実施しています(要予約)。
 ・3月の相談日時:12日(土)10:00~16:00/23日(水)10:00~16:00
 ・主催:内閣府
 ・共催:福島県
 ※詳しくはこちらをクリック↓ (福島県のサイトです。)
  http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/16005c/danjo-nayami.html
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● 男性相談員による相談
  相談の内容によっては、男性に対応してほしいという場合や、同性(異性)
 の方が話しやすいという方にも、利用しやすい相談窓口を設置しました。
 お気軽にご相談ください(電話のみ)。
 ・3月の相談日時:1日(火)/8日(火)/15日(火)/29日(火)
         17:00~20:00
 ・連絡先:相談室
 ・電話:0243-23-8320
 ※詳しくはこちらをクリック↓
  http://www.f-miraikan.or.jp/consultation/
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● 法律相談
  DV、離婚など夫婦、男女間に関わる問題、親権、相続、金銭問題など
 法律に関わる困った問題が起きたとき、一人でどうしたらよいかわからない
 とき、ぜひご相談ください。弁護士が相談をお受けします。
 ・3月の相談日時(面接/要予約):2日(水)/16日(水)
                 いずれも13:30~15:30
 ・連絡先:相談室
 ・電話:0243-23-8320
 ※詳しくはこちらをクリック↓
  http://www.f-miraikan.or.jp/consultation/
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● 「内職」の求人・依頼を募集しています!
  当センターでは、二本松・郡山・会津・いわきの各相談コーナーで、
 女性の就業に関する相談や内職に関するあっせん・相談を行っています。
 内職の仕事をお探しの方、内職する方を募集したい事業所等、求人情報
 をお持ちの方は、ぜひご連絡ください。
 ・連絡先:女性就業援助相談
  県北・相双担当:電話 0243-23-8307
  県中・県南担当:電話 024-927-4030
  会津担当:電話 0242-29-5588
  いわき担当:電話 0246-22-6400
 ※詳しくはこちらをクリック↓
  http://www.f-miraikan.or.jp/topics/2014/01/post-18.html
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● 福祉用具の展示・紹介・相談を行っています!
  当センター1階福祉機器展示室では、約750点の福祉用具を展示しており
 実際に体験することもできます。団体やグループでの見学も受け付けてい
 ますので、お気軽にご利用ください。
 また、福祉用具の活用、住宅改修について、福祉の専門家を派遣する相談
 事業も行っています!(無料)
 ・連絡先:福祉機器展示室
 ・電 話:0243-23-8316
 ※詳しくはこちらをクリック↓
  http://www.f-miraikan.or.jp/care/exhibition.html
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● 原子力災害避難者の方への宿泊料助成
  当センターでは、原子力災害により避難されている方を支援するため、
 当センターの宿泊室を通常料金より低い金額で提供しております。
 格安でご利用いただけますので、家族や友人等との交流にご利用ください。
 ・原則として火曜日から土曜日(年末年始は宿泊できません)
 ・対象となる宿泊目的
  地域コミュニティの維持や家族・親族・友人等との交流を目的とした宿
  泊が対象となりますので、業務や観光目的の宿泊は対象となりません。
 ・宿泊料金
  シングル利用:1人当たり1泊3,000円
  ツイン以上利用:1人当たり1泊2,600円
 ※詳しくはこちらをクリック↓
  http://www.f-miraikan.or.jp/topics/2014/01/post-6.html 
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◎ 送られてきたメールマガジンが文字化けしている場合は、件名にその旨
 表記していただき、文字化けしている部分をメールに貼り付けて、当セン
 ターまでお知らせいただければ幸いです。

◎ このメールマガジンに関するご意見、お問い合せはこちら。
  E-mail:mirai@f-miraikan.or.jp
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編集・発行 福島県男女共生センター「女と男の未来館」
      福島県二本松市郭内一丁目196-1
      電話0243-23-8301 Fax0243-23-8314
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