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がんばろう ふくしま! ~福島県男女共生センター
┌――┐ 『女と男の未来館』メールマガジン vol.152 2017.1.5発行
|\/│ 発行主体 福島県男女共生センター「女と男の未来館」
└――┘ http://www.f-miraikan.or.jp
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明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
福島県男女共生センター「女と男の未来館」メルマガ152号をお届けします。
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■■■ メニュー ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■◇◇◇■■
●―ハナミズキ通信―●
○ 『年頭に思うこと』
●―図書室だより―●
○ 図書室企画展示のお知らせ
○ 今月の新着オススメ本
○ 講座・イベントの企画や広報に役立つ本あります!
●―講座・募集・相談情報等―●
○ 人気雑誌副編集長が伝授、女性のニーズはこうつかむ
○ 男女共生を進めるための県民企画応援事業 募集中
○ 多様な"性"について考える「こおりやま思春期セミナー」開催!
○ ~女性による女性のためのカウンセリング~
○ 男性相談員による相談
○ 法律相談
○ チャレンジ支援相談
○ 福祉用具の展示・紹介・相談を行っています!
○ 県民介護講座のごあんない
○ 原子力災害避難者の方への宿泊料助成
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ハナミズキ通信
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『年頭に思うこと』
皆様、明けましておめでとうございます。
第三次安倍内閣は昨年の6月に「ニッポン一億総活躍プラン」を閣議決定し、
「希望を生み出す強い経済」「夢をつむぐ子育て支援」、そして「安心につな
がる社会保障」という旧3本の矢に代わる新たな3本の矢を提案したことは記憶
に新しいと思います。「介護離職ゼロ」とか「希望出生率1.8」を掲げ、「女
性も男性もお年寄りも若者も、一度失敗した方も、障害や難病のある方も、家
庭、職場で、地域で、あらゆる場で、誰もが活躍できる」一億総活躍社会の実
現を目指そうというのです。
「一億総活躍プラン」の中核を占める女性たちは、このプランをどのように
受け止めたでしょうか。女性たちの中には歓迎するどころか、冷ややかに受け
止めたものも少なくないのではないでしょうか。「美辞麗句に惑わされない」
と。「保育園落ちた、日本死ね」のブログが大きな注目を集め、国会論戦をも
巻き起こしたことが、このことの一つの証左です。「働いて活躍したくても、
子どもを保育所に預けることもできない」という女性たちの悲鳴に近い声が聞
こえてきます。
待機児童問題の解消はもとより、保育士不足も深刻です。「保育園落ちた」
の批判をかわすために保育士の賃金を2017年度には6000円上げることになりま
したが、民間の賃金と比較して11万円とあまりにも低いですから、6000円上げ
たくらいでは保育士としての活躍が期待できるとはとても思えません。
非正規シングル女性も深刻です。低賃金、頼れる人がいない、先行きへの不
安を抱えながら、当面の暮らしに追われているものが少なくありません。しか
し、非正規シングル女性の現状についての正確な把握はこれまでなされてきま
せんでした。「いずれ結婚すれば解決する」と見えない存在とされてきたから
です。女性活躍推進の対象は正社員として働きながら子育てする女性や管理職
の女性が中心で、非正規やシングルの女性を対象から外しているように見えま
す。多様性が尊重される社会政策が望まれるところです。
それでも古い価値観にとらわれることなく、多様な家族のあり方、男女のあ
り方を支持しようとする動きも徐々にですが、確実に広がっていると確信しま
す。
昨年の後半四半期のテレビドラマヒット作「逃げ恥」(「逃げるは恥だが役
に立つ」の略称、海野つなみ原作の漫画)は現代の家族や男女のありようを映
し出す興味深いドラマでした。20代の無職の高学歴女性(=従業員)と結婚に
関心のない30代男性(=雇用主)が「契約結婚」を試しながら愛を育んでいく
話ですが、ここで重要なポイントは家事を仕事と捉えて、就職としての契約結
婚(女性=家事労働に従事する従業員、男性=家事労働者を雇う雇用主)を試
みるというところです。また、「契約結婚」の解消=「結婚」による家事労働
の無償化の提案に女性が疑義を差し挟むところも、根強く残る性別役割分業へ
の異議申し立てと捉えることができます。
家事労働についての議論が「まんが」や「ドラマ」の中でなされ、それを多
くの視聴者が好感をもって受け止めているところに、時代のうねりを感じます。
12月には全国女性会館協議会の全国大会が予定されています。全国から来ら
れる方々に福島の今を伝えたいと思っております。こぞって参加されることを
期待しております。
今年もよろしくお願いいたします。
(E.C)
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図書室だより
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● 図書室企画展示のお知らせ
1・2月の特集展示コーナーは、「それでも、家族は続く。」がテーマです。
わたしたちにとって家族は、困ったときには支えあい、うれしいときには
喜びを分かち合える、かけがえのない存在です。ですが、大切な存在と分か
っていても家族ゆえにうまく関係が築けなかったり、家族の在り方に悩んだ
り......。そんなお悩みに寄り添う本をご紹介します。
◎特集図書のリストは、こちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/bookroom-blog/pdf/tokusyu.pdf
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● 今月の新着オススメ本
是非、一度手に取ってみてください!
・『農家と農業 お米と野菜の秘密』【分類 2114/ノ】
(板垣啓四郎/監修 実業之日本社 2015年)
・『「女性にやさしい」その先へ
"資生堂ショック"から新しい働き方を考える』【分類 2202/ア】
(AERA編集部・大沢真知子/編著 朝日新聞出版 2016年)
・『子どもの写真整理術 シンプルだから忙しくてもずっと続く!
家族で1年に1冊だけ!』【分類 4201/エ】
(Emi/著 ワニブックス 2014年)
◎オススメ本の詳しい紹介は、こちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/bookroom-blog/pdf/sintyaku.pdf
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● 講座・イベントの企画や広報に役立つ本あります!
『人が集まる!行列ができる!講座、イベントの作り方』(牟田静香/著、
講談社、2007年)など、どうすればニーズをつかみ、人を集められるのか、
講座・イベントを成功に導く参考になる資料がございます。
貸出中の場合は予約ができますので、図書室カウンターか電話でお問い合
わせください。
◎センターHPから図書の検索ができます↓
http://lib.f-miraikan.or.jp/opac/wopc/pc/OpacServlet?disp=simpleSearch
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【図書についての問い合わせ先】
図 書 室 TEL:0243-23-8308 FAX:0243-23-8314
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講座・募集・相談情報等
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● 人気雑誌副編集長が伝授、女性のニーズはこうつかむ
講座やイベントがうまくいかないのは、参加者のニーズをうまくつか
めていないからかもしれません。幅広い世代の女性たちに人気の女性誌
「CREA」副編集長が、女性の心をつかむ企画のつくり方を教えます。
・日時:1月27日(金)13:15~15:00
・会場:福島県男女共生センター
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/event/2017/01/post-124.html
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● 男女共生を進めるための県民企画応援事業 募集中
県民の皆さんが自主的に企画・実施する講座やワークショップ等を当
センターが募集、「企画」「広報」などで支援いたします。
NPO等団体で、男女共同参画に関連する企画を検討中の方はぜひお問合せ
ください。
・電話:0243-23-8304
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/topics/2016/06/post-168.html
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● 多様な"性"について考える「こおりやま思春期セミナー」開催!
LGBTなど、セクシュアルマイノリティの方々の置かれている環境と生き
づらさ、思春期における悩みを知り、理解を深めるための講演会を開催し
ます。
・日時 2月18日(土) 13:30~15:30
・会場 郡山市男女共同参画センター(さんかくプラザ) 集会室
・講師 小林 りょう子さん
(NPO法人LGBTの家族と友人をつなぐ会in東京理事)
※主催・申込先
「こおりやま思春期サポーターの会」 電話 090-9748-4135
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/topics/2017/01/post-195.html
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● ~女性による女性のためのカウンセリング~
傷ついた経験などがあって自分らしく生きられないといった女性のために、
女性の臨床心理士による無料カウンセリングを行っています。秘密は厳守い
たします。
・1月の相談日時(面接/要予約):6日(金)10:00~11:00
20日(金)13:30~14:30
・連絡先:相談室
・電話:0243-23-8320
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/topics/2014/01/post-28.html
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● 男性相談員による相談
相談の内容によっては、男性に対応してほしいという場合や、同性(異性)
の方が話しやすいという方にも、利用しやすい相談窓口を設置しました。
お気軽にご相談ください(電話のみ)。
・1月の相談日時:17日(火)/24日(火)/31日(火)17:00~20:00
・連絡先:相談室
・電話:0243-23-8320
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/consultation/
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● 法律相談
DV、離婚など夫婦、男女間に関わる問題、親権、相続、金銭問題など
法律に関わる困った問題が起きたとき、一人でどうしたらよいかわからない
とき、ぜひご相談ください。弁護士が相談をお受けします。
・1月の相談日時(面接/要予約):18日(水) 13:30~15:30
・連絡先:相談室
・電話:0243-23-8320
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/consultation/
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● チャレンジ支援相談
当センターでは、二本松・郡山・会津・いわきの各相談コーナーで、
女性の就業に関する相談や内職に関するあっせん・相談を行っています。
内職の仕事をお探しの方、内職する方を募集したい事業所等、求人情報
をお持ちの方は、ぜひご連絡ください。
・連絡先:女性就業援助相談
県北・相双担当:電話 0243-23-8307
県中・県南担当:電話 024-927-4030
会津担当:電話 0242-29-5588
いわき担当:電話 0246-22-6400
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/consultation/challenge.html
1月のチャレンジ支援相談のお休みについては、こちらをご覧ください。
http://www.f-miraikan.or.jp/topics/2017/01/1-1.html
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● 福祉用具の展示・紹介・相談を行っています!
今回は筒状のスライディングシートをご紹介します。
ベッドで寝ている方を移動させたい時など、つるつる滑りやすいこの
シートをベッドと寝ている方の間に敷き込んでいただくと、大きな力を
使わずに身体を動かすことができます。
寝返りも簡単にでき、床ずれの予防にもなります。
介護される方にもする方にも大変便利な用具です。ぜひお試しください。
・連絡先:福祉機器展示室
・電 話:0243-23-8316
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/care/exhibition.html
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●○県民介護講座のごあんない○●(1~2月開催) ※受講料無料
県民のみなさんを対象に、介護についての基本的な技術と基礎的な知識を
学んでいただく初歩的な講座です。
「介護」に関心のある方であれば、どなたでもお気軽に参加いただけます。
★介護実技基本講座~コツをつかもう!らくらく介護講座~13:00~16:00
~介護の心構えを理解し、テーマごとに介護方法について、実技を交えて
学びます~
1月14日(土)は、「排泄の介助とその方法」です。
トイレでの排泄介助はもちろん、オムツの正しい選
び方、使い方について学びます。
2月 4日(土)は、「清潔を保つ方法」です。
着替えの介助や口腔ケアなど、身体の清潔を保つ
方法について学びます。
2月25日(土)は、「緊急時や災害時における対応」です。
思わぬ事故に遭遇した際に慌てずに対応する方法や
災害時における介護について学びます。
★介護ワンポイント講座~知ってトクする!トクトク介護講座~13:00~15:00
~介護や高齢者福祉に関するテーマを毎回設定して、講義を中心に学び
ます~
1月21日(土)は、「福祉用具と住宅改修」です。※16時まで
介護が必要になっても、在宅で暮らし続けるため
の環境づくり、また便利な福祉用具などについて、
実際に見て触れながら学びます。
1月28日(土)は、「介護する側される側の心理」です。
高齢者のこころのしくみやその変化を知り、介護者で
ある家族が無理なく介護を続けるコツを学びます。
2月18日(土)は、「元気に体を動かそう(介護予防)」です。
高齢者も介護者も、いつまでも元気に過ごすための
コツと、普段からできる体操などの取り組みを紹介
します。
※会場は、いずれも福島県男女共生センターです。
※講座の全日程については以下のアドレスを(福島県社会福祉協議会
ホームページ)ご参照ください。↓
http://www.fukushimakenshakyo.or.jp/1000/1301.html
詳細につきましては、下記問い合わせ先にお問い合わせください。
【県民介護講座についての問い合わせ先】
福島県男女共生センター内
福島県社会福祉協議会 介護実習・普及センター
TEL:0243-23-8306 FAX:0243-23-8314
メールアドレス:kaigo@fukushimakenshakyo.or.jp
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● 原子力災害避難者の方への宿泊料助成
当センターでは、原子力災害により避難されている方を支援するため、
当センターの宿泊室を通常料金より低い金額で提供しております。
格安でご利用いただけますので、家族や友人等との交流にご利用ください。
・原則として火曜日から土曜日(年末年始は宿泊できません)
・対象となる宿泊目的
地域コミュニティの維持や家族・親族・友人等との交流を目的とした宿
泊が対象となりますので、業務や観光目的の宿泊は対象となりません。
・宿泊料金
シングル利用:1人当たり1泊3,000円
ツイン以上利用:1人当たり1泊2,600円
※詳しくはこちらをクリック↓
http://www.f-miraikan.or.jp/topics/2014/01/post-6.html
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表記していただき、文字化けしている部分をメールに貼り付けて、当セン
ターまでお知らせいただければ幸いです。
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E-mail:mirai@f-miraikan.or.jp
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編集・発行 福島県男女共生センター「女と男の未来館」
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