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がんばろう ふくしま! ~福島県男女共生センター
┌――┐ 『女と男の未来館』メールマガジン vol.154 2017.3.1発行
|\/│ 発行主体 福島県男女共生センター「女と男の未来館」
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皆様、こんにちは。 
福島県男女共生センター「女と男の未来館」メルマガ154号をお届けします。

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■■■ メニュー ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■◇◇◇■■
●―ハナミズキ通信―●
○ 『改めて「福島」、「フクシマ」、「FUKUSHIMA」を問う』

●―図書室だより―● 
○ 図書室企画展示のお知らせ
○ 今月の新着オススメ本
○ 当センターの図書がお近くの図書館から借りられます!

●―講座・募集・相談情報等―● 
○ 「仕事を離れている女性のための準備セミナー」開催!
○ 男女共生を進めるための県民企画応援事業 募集中
 (締切:平成29年3月17日(金)まで)
○ ~女性による女性のためのカウンセリング~
○ 男性相談員による相談
○ 法律相談
○ チャレンジ支援相談
○ 福祉用具の展示・紹介・相談を行っています!
○ 原子力災害避難者の方への宿泊料助成
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 ハナミズキ通信
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『改めて「福島」、「フクシマ」、「FUKUSHIMA」を問う』

 異論のある方もおられるとは思いますが、「福島」は、お世辞にも全国
的に知名度が高いとは言えない、どちらかと言えば地味で目立たないとこ
ろでした。同様に県民性も、根はいい人が多いのだけれども、不器用・シ
ャイで引っ込み思案、おしゃべりや目立つのは苦手という辺りが一般的な
見方でしょうか。
 個人的には、かつて全国に如何に福島の農産物を知って頂くか、好きに
なって頂くか、売り込むか、お買い求め頂くかなど、所謂、産地間競争を
どう勝ち抜くか、というような業務に携わったこともありましたが、中々
思うような成果は上がらず、歯がゆい思いをしたことは記憶にあります。
(力量不足であったことは置いときまして。)
 その当時、県外の方に福島について聞いてみると、日本地図の上の方と
か仙台よりも北とか、はたまた会津は何県だっけ?等々の答え、西国の方
は無論のこと、首都圏の方々にでさえ説明するのに苦労するほど、印象の
薄い県でした。あの日までは。
 あの日を境に「福島」は「フクシマ」になり「FUKUSHIMA」になってし
まい、私たちが望まない形で、あっという間に全国区、いやワールドワイ
ド、特別なところになってしまいました。
 あれから6年の歳月が過ぎようとしています。
 この6年は短くもあり長くもあった歳月でしたが、この間、県内外への
避難者数はピーク時の16万人余から避難指示区域の解除や復興公営住宅へ
の転居が進んだこと等により現在は8万人と半分になっています。
 しかしながら、戻れない人、戻らないと決めた人も多く、また県外転出
の増などにより、震災前よりも人口減少が進み、ついに本県人口は190万
人(震災前は202万人)を切ってしまいました。
 この先どうなるんだろう、という不安は常につきまといますが、こうし
た県勢の課題よりも、ある意味、もっと大きな問題がのしかかります。
 その一つが、私たちの子ども、孫、そしてその後の世代が、差別を受け
たり、不当に扱われたりしないか、という心配です。県外避難している子
どもに対するいじめが問題となりましたが、本当に心配なのはこれは一部
のことではないのではないか、ということです。福島は危ないところ、近
づきたくないところ、土地も人も・・・・・。原発災害後、多くの人に刷
り込まれ、植え付けられた印象やイメージはいくら経っても中々ぬぐい去
られることなく、思考停止されてしまうのではと、気になって仕方ないの
です。
 例えば、チェルノブイリの今について私たちは何を知っているでしょう
か。記憶は、爆発したときのままです。
 福島はそうじゃない、と願いつつも、例えば農産物等について、米の全
量検査を始めとして本県産農産物は検査等を通じ安全であるにも関わらず、
アンケート調査などで、意識して福島産を避けるというような回答は、決
して減ることはないのです。その結果、市場価格は下げ止まったままです。
 福島の農林水産物は安全という情報は、福島県民の殆どが知っています。
でも、全国に目を向けてみると、知らない人の方が多いように感じますが、
というよりも関心がない、ただ、何となく福島は避けるという刷り込まれ
た記憶が残っている、というようなことかも知れません。そしてそれが人
に向けられているとしたら、想像もしたくありません。

 今、福島は、震災前と全く同じというわけにはいきませんが、相変わら
ず人は普通に生活しています。
 少し情緒的で悲観的すぎましたが、起こったことは仕方ありませんし、
記憶を消し去ることもできません。ただ、これからも国内外の賢明な皆様
が、福島の情報を正確に把握・理解し、風評も風化も無いよう、(福島の)
復興・未来を、末永く見守っていって頂ければと願うばかりです。

                            (K.W)
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図書室だより
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● 図書室企画展示のお知らせ
  3月の特集展示コーナーは「生涯現役 イキイキ人生 活躍の場が
 たくさんあります!仕事 ボランティア 介護 孫育て 趣味......」
 がテーマです。
  かつては人生50年といわれていた時代もありました。
 しかし今や50代どころか60代以降100歳を超えた方々も活躍して
 いらっしゃいます。
  長い人生で培われてきた技能や知恵が社会の役に立っているのです。
 今月は生涯現役で活躍できるヒントになる本を紹介します。
 ぜひご利用ください!
 ◎特集図書のリストは、こちらをクリック↓
  http://www.f-miraikan.or.jp/bookroom-blog/pdf/tokusyu.pdf
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● 今月の新着オススメ本
  ・『〈税金逃れ〉の衝撃 国家を蝕む脱法者たち』【分類 2105/フ】
      (深見浩一郎 講談社 2015年)
  ・『子ども食堂をつくろう! 人がつながる地域の居場所づくり』
    【分類 3210/ト】
      (豊島子どもWAKUWAKUネットワーク/編著 明石書店 2016年)
  ・『くまのトーマスはおんなのこ ジェンダーとゆうじょうに
     ついてのやさしいおはなし』【分類 5201/ウ/J】
      (ジェシカ・ウォルトン/作 ドゥーガル・マクファーソン/絵
        川村安紗子/訳 ポット出版プラス 2016年)
  ◎オススメ本の詳しい紹介は、こちらをクリック↓
   http://www.f-miraikan.or.jp/bookroom-blog/pdf/sintyaku.pdf
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● 当センターの図書がお近くの図書館から借りられます!
  当センター所蔵のジェンダー、男女共同参画関連等の図書は、お近くの
 図書館を通して貸出しています。(一部の公民館図書室からも貸出できま
 す。)
 詳しくは、お近くの図書館、公民館図書室またはセンターまでお問い合
 わせください。
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【図書についての問い合わせ先】
  図 書 室 TEL:0243-23-8308  FAX:0243-23-8314
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 講座・募集・相談情報等
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● 「仕事を離れている女性のための準備セミナー」開催!
  育児・介護などのために離職している女性の方など、これから仕事を
 はじめようとしている女性のチャレンジを応援します!(全4回)
 ・日程・内容
 (1)3月9日(木) 13:00~15:10
    「自分と相手を知ろう!」
 (2)3月16日(木) 13:00~14:40
    「就職の心構えと職務経歴書の書き方」
 (3)4月13日、20日(木) 13:00~15:10
    「自己アピール上達法1、2」 ※2日間
 (4)4月27日(木) 13:00~15:10
    「面接ロールプレイ」
    (身だしなみ、『顔が明るく見えるメイク』実践もあります!)
 ・会場  福島県男女共生センター
 ※内容の詳細や申込みについてはこちらをクリック↓
  http://www.f-miraikan.or.jp/topics/2017/04/post-199.html
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● 男女共生を進めるための県民企画応援事業 募集中
 (締切:平成29年3月17日(金)まで)
  県民の皆さんが自主的に企画・実施する講座やワークショップ等を当
 センターが募集、「企画」「広報」などで支援いたします。
 NPO等団体で、男女共同参画に関連する企画を検討中の方はぜひお問合せ
 ください。
 ・電話:0243-23-8304
 ※詳しくはこちらをクリック↓
  http://www.f-miraikan.or.jp/topics/2016/06/post-168.html
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● ~女性による女性のためのカウンセリング~
  傷ついた経験などがあって自分らしく生きられないといった女性のために、
 女性の臨床心理士による無料カウンセリングを行っています。秘密は厳守い
 たします。
 ・3月の相談日時(面接/要予約):3日(金)10:00~11:00
                 17日(金)13:30~14:30
 ・連絡先:相談室
 ・電話:0243-23-8320
 ※詳しくはこちらをクリック↓
  http://www.f-miraikan.or.jp/topics/2014/01/post-28.html
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● 男性相談員による相談
  相談の内容によっては、男性に対応してほしいという場合や、同性(異性)
 の方が話しやすいという方にも、利用しやすい相談窓口を設置しました。
 お気軽にご相談ください(電話のみ)。
 ・3月の相談日時:7日(火)/14日(火)/28日(火)17:00~20:00
 ・連絡先:相談室
 ・電話:0243-23-8320
 ※詳しくはこちらをクリック↓
  http://www.f-miraikan.or.jp/consultation/
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● 法律相談
  DV、離婚など夫婦、男女間に関わる問題、親権、相続、金銭問題など
 法律に関わる困った問題が起きたとき、一人でどうしたらよいかわからない
 とき、ぜひご相談ください。弁護士が相談をお受けします。
 ・3月の相談日時(面接/要予約):1日(水)/15日(水) 13:30~15:30
 ・連絡先:相談室
 ・電話:0243-23-8320
 ※詳しくはこちらをクリック↓
  http://www.f-miraikan.or.jp/consultation/
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● チャレンジ支援相談
  当センターでは、二本松・郡山・会津・いわきの各相談コーナーで、
 女性の就業に関する相談や内職に関するあっせん・相談を行っています。
 内職の仕事をお探しの方、内職する方を募集したい事業所等、求人情報
 をお持ちの方は、ぜひご連絡ください。
 ・連絡先:女性就業援助相談
  県北・相双担当:電話 0243-23-8307
  県中・県南担当:電話 024-927-4030
  会津担当:電話 0242-29-5588
  いわき担当:電話 0246-22-6400
 ※詳しくはこちらをクリック↓
  http://www.f-miraikan.or.jp/consultation/challenge.html
  3月のチャレンジ支援相談のお休みについては、こちらをご覧ください。
  http://www.f-miraikan.or.jp/topics/2017/03/1-1.html
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● 福祉用具の展示・紹介・相談を行っています!
  今回は「うららかGPSウォーク」という靴をご紹介します。
  これは、靴底にマッチ箱ぐらいの大きさのGPSを入れられる靴です。
 中敷きのかかと部分を引き上げて、収納スペースにGPSを入れれば、大切
 なご家族を見守ることができます。一人でどこかへ徘徊してしまうお年寄
 りや、携帯電話をおいて出かけてしまう高齢者の方も、この靴を履いてい
 れば安心です。
  「うららかGPSウォーク」は、私達のくらしをより豊かなものにする商
 品として、2015年度のグッドデザイン賞を受賞しています。
 ※詳しくはこちらをクリック↓
  http://www.f-miraikan.or.jp/care/exhibition.html
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● 原子力災害避難者の方への宿泊料助成
  当センターでは、原子力災害により避難されている方を支援するため、
 当センターの宿泊室を通常料金より低い金額で提供しております。
 格安でご利用いただけますので、家族や友人等との交流にご利用ください。
 ・原則として火曜日から土曜日(年末年始は宿泊できません)
 ・対象となる宿泊目的
  地域コミュニティの維持や家族・親族・友人等との交流を目的とした宿
  泊が対象となりますので、業務や観光目的の宿泊は対象となりません。
 ・宿泊料金
  シングル利用:1人当たり1泊3,000円
  ツイン以上利用:1人当たり1泊2,600円
 ※詳しくはこちらをクリック↓
  http://www.f-miraikan.or.jp/topics/2014/01/post-6.html 
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 ターまでお知らせいただければ幸いです。

◎ このメールマガジンに関するご意見、お問い合せはこちら。
  E-mail:mirai@f-miraikan.or.jp
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編集・発行 福島県男女共生センター「女と男の未来館」
      福島県二本松市郭内一丁目196-1
      電話0243-23-8301 Fax0243-23-8314
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