講座報告
開催報告「災害リスクを減らし、回復力を高めるための実践支援セミナー」
- 日 時
- 平成27年11月26日(木)・12月10日(木)
- 会 場
- 福島県男女共生センター
- 講 師
- 複数名
内容
震災と原発事故によって得られた教訓を今後の災害リスク削減とよりよい復興に生かし、防災・減災・復興への男女共同参画視点の浸透と、女性の人材育成のため平成27年度未来館エンパワーメント塾「災害リスクを減らし、回復力を高めるための実践支援セミナー」を下記のとおり開催しました。
福島県内外から年代・職業ともに多種多様な方々が参加され、性別を始めとする多様性に配慮した防災・復興の取組の手法や事例などについて学び、大変充実した研修となりました。
第1日 平成27年11月26日(木) 10:00~15:30
①「いざというとき、上手に伝えるのに役立つ!初めての自己主張トレーニング」(女性限定)
講師:丹羽麻子さん(NPO法人日本フェミニストカウンセリング学会認定フェミニストカウンセラー)
相手を尊重しつつ自分の気持ちを上手く伝えるためのコツについて学習しました。
参加者の声
「会議などでなかなか自分の考えを言えなかったけれど、話せるかもしれないという気持ちになりました。」
② 「ふくしまの教訓を生かして次に備える避難所運営シミュレーション」
講師:北村育美さん(福島大学ふくしま未来学推進室地域コーディネーター
ふくしま発の避難所運営シミュレーション『さすけなぶる』を体験しながら、多様な人に配慮した災害対応について学習しました。
参加者の声
「『さすけなぶる』は福島の経験に基づいたプログラムでとても説得力があった。」
第2日 平成27年12月10日(木) 10:00~16:00
③「男女共同参画の視点で復興を」
講師:石原浩樹(復興庁男女共同参画班主査)
復興庁男女共同参画班の取組等について学習しました。
参加者の声
「取組概要について知ることができ、参考になりました。」
④⑤「多様な視点を復興・防災に盛り込む方法Ⅰ・Ⅱ」
講師:高橋聖子さん(株式会社ソフィア研究所シニアコンサルタント、ジェンダーアクションプラットフォーム理事)
防災・復興に男女共同参画視点がなぜ必要か、また、事業の振り返りや新規事業の計画の仕方などについて学習しました。
参加者の声
「分析に基づいて事業を見直し、改善してよりよいものとするための学びとなり大変よかった。」
共催 復興庁(第2日)
関連情報
当センターでは震災以降の取組を「災害とジェンダー関連事業報告書」にまとめました。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
お問合せ先
福島県男女共生センター
〒964-0904 福島県二本松市郭内1丁目196-1
TEL:0243-23-8304、FAX:0243-23-8314
E-mail mirai@f-miraikan.or.jp