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新着図書7月のオススメ本紹介!

図書室職員が、最新の新着図書から選りすぐりの3冊をご紹介します

   

『何が私をこうさせたか 獄中手記』【分類1202/カ】

    金子文子/著 岩波書店 2017年

 父の身勝手から母との婚姻届が出されず無籍者となったため、著者は正規の教育が受けられませんでした。貧しさのため親により遊廓に売られそうになったこともあります。朝鮮の裕福な親戚に養女に出されますが、使用人のような扱いを受けます。東京に出て働きながら学校に通うも挫折。そんなある日一遍の詩を読み、その作者との運命の出会いをします。昭和元年に獄中で縊死した著者の短い生涯を、詳細かつ鮮やかに描いた傑作自伝です。映画化でも話題になりました。おすすめの本です。

『LGBTと家族のコトバ』【分類 5201/エ】

    LGBTER/著 双葉社 2018年

 本書は、性的マイノリティを総称するLGBT当事者とその家族が、生い立ちからカミングアウト、家族をどのように築いてきたかのインタビュー集です。元女性の夫とその妻、性自認は男性だが子どもを産み家族をつくることを決めた女性、一夫多妻制として3人で暮らすゲイなど、15人が多様な家族のかたちを語ります。周りと同じように生きられない辛さに苦しむ人たちに、いろいろな生き方があっていいと人生のロールモデルを示してくれます。

『たてがみを捨てたライオンたち』【分類 6102/シ】

    白岩玄/著 集英社 2018年

 「今の時代に、男らしさは必要か?」と、「問いかけ」の小説です。妻に専業主夫への道を促された30代会社員、離婚してこれからの生き方を模索する30代広告マン、アイドルオタクの20代公務員の3人が繰り広げる人間模様が描かれています。「家事や育児ができても、仕事をしていない男は二流だ」と主人公は言います。男のプライドの新しいかたちとはなにかと考えされられる一冊です。

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問い合わせ先

福島県男女共生センター 企画調査課 ・ 図書室
TEL 0243-23-8303 ・ 8308

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